つめくさ (爪草) 

学名  Sagina japonica
日本名  ツメクサ
科名(日本名)  ナデシコ科
  日本語別名  タカノツメ、ヒヨコグサ、ホタルグサ、スズメグサ
漢名  漆姑草(シツコソウ,qīgūcăo)
科名(漢名)  石竹(セキチク,shízhú)科
  漢語別名  爪槌草
英名  Pearlwort
2005/05/09   跡見学園女子大学新座キャンパス

 ツメクサ属 Sagina(漆姑草 qīgūcăo 屬)には、世界の熱帯・亜熱帯に約20-30種がある。

  イトツメクサ S. apetala
ヨーロッパ原産
  キヌイトツメクサ S. decumbens
  ヒメツメクサ S. intermedia
  ツメクサ S. japonica (漆姑草)
 『中国雑草原色図鑑』57
  ハマツメクサ S. maxima(S.crassicaulis var.littora, S.maxima var.littorea;根葉漆姑草)
    エゾハマツメクサ f. crassicaulis(s.crassicaulis)
  アライドツメクサ
(アライトツメクサ・トヨハラツメクサ) S. procumbens(仰臥漆姑草) 歐洲原産
  チシマツメクサ S. saginoides(無毛漆姑草)
 絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020)
   
 ナデシコ科 Caryophyllaceae(石竹 shízhú 科)については、ナデシコ科を見よ。
 和名は、葉の形を鳥の爪に擬えて。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』12(1806)蜀羊泉の条に、「漆姑草ハ タカノツメ 一名スゞメグサ江戸 コゞメグサ豫州 テンジン泉州 テンジンノツメ同上 ホンザウ防州 チリチリグサ薩州」と。
 北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・華北・東北・陝甘・兩湖・西南・ヒマラヤ・インド・極東ロシアに分布。
 中国では、全草を薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/892


跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
クサコアカソウ シュロソウ スハマソウ イワチドリ チダケサシ 跡見群芳譜トップ 野草譜index